【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
1- 20
412:一旦離席します ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/03(木) 23:34:59.49 ID:cC0CFlEJ0
1 選択


ルカ「……ったく、どこからそんな自信がわいてくんだよ。説得の文言の一つも用意しないでよ」

冬優子「さあね、ふゆも不思議なもんだわ。まあ、アドリブには職業柄慣れっこだからかしらね」

ルカ「アドリブ?」

冬優子「ええ、どっかの誰かさんがステージ上でよく無茶をするから。自然とアドリブもうまくなるわ」

(……あいつのことか)

冬優子「……それにね、飾り立てた言葉なんかよりももっと届く言葉があるってことふゆはよく知ってんのよ」

冬優子「等身大の心からの言葉……なんて言ったら綺麗ごとかもしれないけど、ふゆは何度もそれに救われてきた。お節介な直情野郎の言葉でね」

ルカ「……?」

冬優子「……コホン。まあ、いい。ノープランだとは言ったけど、あんたがあの子に伝えたい言葉……想い。それぐらいはなんとなく考えておいて」

冬優子「今のあの子はそう簡単には響かない……その覚悟もしておいてちょうだいね」

ルカ「……おう」


……どこまでも不器用なもんだ。
これだけ私相手に余裕ぶった態度をとっているが、その震えは隠せていない。
メガネ女の感情に正面からぶつかっていくという、どうなるかの予測もつかない、前例すらない挑戦。
それを前にして不安を隠しきることはできなかった。

でも、その虚勢を咎める気も毛頭ない。
こいつの気持ちは痛いほどよくわかる。美琴の前に立つときにも、ずっと同じ衝動を感じていたのが私だ。

……今夜は、長い夜になりそうだな。

-------------------------------------------------

【親愛度が上昇しました!】

【黛冬優子の親愛度レベル…2.5】

【希望のカケラを入手しました!】

【現在の希望のカケラの数…26個】


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
973Res/748.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice