【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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386: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/03(木) 00:02:55.84 ID:cC0CFlEJ0

冬優子「……何よ、馬鹿みたいに口ぽっかり開けちゃって」

ルカ「な、バカってな……てっきりこっちは中学生のことで文句でも言いに来たのかと……」

冬優子「あんたバカ? あさひのことで今更文句言ったってどうなんのよ、物証が揃えられてる以上は感情論で反論しても無意味」

冬優子「こっちもこっちできっちり反証するから、それまで首を洗って待ってなさい」


随分と余裕たっぷりに事も無げな様子で切り返されてしまった。
どうやらこちらの見立てが甘かったらしい。こいつらの間にある信頼というのは並大抵のものではないようだ。
たとえその展望がなくても、確信を持った返答ができてしまうほどの信頼、もはや妄信と呼び変えてもいいかもしれない。


冬優子「で、本題。三峰結華、あの子今、かなり危ういでしょう?」


黛冬優子の危惧通り、今のあいつの状況は生存者の中でも最も危ういだろうと思う。
前回の裁判で、田中摩美々がクロと確定した時に一度あいつは確かな覚悟を決めた。
田中摩美々の心中を受け止めて、それに事件が起きる前に向き合ってやれなかった自分の未熟さを認めた。

でも、そのうえでモノクマはあいつらを引っ搔き回した。
田中摩美々の知識欲とそれと紙一重の恐怖を引きずり出し、やつの死に際を惨たらしく飾り付けた。
更には他のメンバーがこのコロシアイ以前に犯したかもしれない裏切り行為を白日の下に晒した。
あいつはその時思ったはずだ、『私は全然ユニットの仲間のことを分かっていない』、と。

あのゲームの中の幽谷霧子の様子、あれは外部の人間から見ても異常だった。
ユニットの仲間の張本人、そしてその年長者ともなると受ける精神的なショックは私たちの想像を超えるだろう。
そして実際、あいつは私からの干渉を拒絶し、とうとう自分の殻に閉じこもってしまった。




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