サイト「好きだ」ルイズ「私も、あんたが……サイトが好き」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/19(水) 00:43:39.60 ID:kOeXCcBjO
「わかったよ。ルイズが望むなら、誓うよ」

卑屈を克服したサイトは使命感に駆られていた。女の子にここまで言わせたのだ。幸せにしてあげなければならない。それが義務だ。

「ルイズは俺が必ず幸せにするから」
「ふ、ふえっ!? あんた、誓うってまさか」

ルイズは勘違いしていた。自分がサイトのお嫁さんになる妄想で桃色頭がいっぱいになってしまう。家は小さくてもいいから、2人でのんびり過ごしたい。お休みの日は寝室で一日中くっついていたい。いやらしい手を払い退けながら、たまに許してたら、すぐに子供が出来ちゃったりして。さ、ささ、3人も産むのかしら。それとも、もっと沢山? サイトはきっといつまでも愛してくれる。幸せだ。

「はい、ちょっとごめんよ」
「きゃっ!? な、なにするのよ!?」
「ルイズを幸せにするんだよ」

ひとりで盛り上がっていあルイズは、突然うつ伏せにさせられて混乱した。なんなのよ。
完全に煮えた桃色頭が一気に冷めてしまう。

「幸せにするって、なにするつもり?」
「キス」
「だったらなんでうつ伏せにするの?」
「ルイズのお尻にキスするから」
「は?」

なにかしら。犬の言語はよくわからないわ。

「どこにキスするの?」
「お尻」
「なんで?」
「シエスタが幸せそうだったから」
「したの? メイドのお尻に? キスを?」
「ウン」

ウンじゃない。ふざけんな。否定しなさい。


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