白鬼院凜々蝶「蜻さま……」青鬼院蜻蛉「うむ! 悦いぞー悦いぞー!!」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/07(金) 22:02:21.16 ID:DztBtIAJO
「蜻蛉」
「んん? なんだぁ? どうしたぁ??」
「君は催しているのだろう?」
「ああ。お恥ずかしいことにな」
「にも関わらず、何故トイレに行かない?」

僕が訊ねると、彼は愉快そうに肩を揺らし。

「これはそういうプレイだからだ!」
「独りで勝手にやってくれ。僕は帰る!」
「つれないことを言うな、『元』許嫁よ」
「うるさい! とにかく僕を巻き込むな!」

ジタバタ暴れる僕が痛くないように、蜻蛉は優しく抱きしめている。そして、彼は云う。

「私もたまには、独りが寂しい」
「蜻蛉……」
「だからそばに居てくれ……凜々蝶」

なに言ってるんだ。こんな状況で。だけど。

「君は一応……僕の婚約者だったからな」
「凜々蝶……」
「はん。気が変わる前にさっさと済ませろ」
「うむ! それでこそ、私の許嫁殿だな!!」

昔みたいに素直じゃない僕が、好きらしい。


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