悪役令嬢「あんたはあたしみたいだね」腹黒王子「あはは。キミが僕なんだよ」
↓
1-
覧
板
20
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2022/01/02(日) 23:07:48.40 ID:nMXYXkpFO
「王子もどき。あたしは考えた。訊いて」
「訊こうじゃないか」
このままではいけないとは言うまい。あたしは高望みをしているのだろう。それでも手を伸ばすことに意味があると信じているから。
「……という作戦なんだけど」
「キミは本当に……いやもう何も言うまい」
「協力してくれるってこと?」
「当たり前だろ。僕は良い奴だからね」
というわけで、その日の昼休み、決行した。
「少し、席を外すわ」
「おや、うんこかい?」
席を立つあたし。予め用意してあった台詞を口にする王子。極めて自然且つ、完璧な演技で昼食に同席していた家来くんが面食らう。
「お、おい、女子にそういうことは……」
仲裁しようとする家来くんに構わず、進行。
「だとしたら何? ついてきたいの?」
「!?」
「彼女のお誘いとあらば、仕方ないね」
「!?!!」
絶句する家来。既に、賽は投げられたのだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
25Res/26.03 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
悪役令嬢「あんたはあたしみたいだね」腹黒王子「あはは。キミが僕なんだよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641129853/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice