48:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/06(木) 23:41:35.84 ID:hF+qP+xR0
???「・・・丸、藤丸、藤丸!」
藤丸「ハッ!」
跳ね起きる。そこにいたのは、ケツァルコアトルさん。
ケツァルコアトル「眼が覚めました?身体に異常はありませんか?」
藤丸「は、はい、大丈夫です」
ケツァルコアトル「ならOKです!」
マシュ「せ、先輩・・・」
ジャガーマン「おっとまだ動くな少女。あなたの方がダメージ大きいんだからもう少し休んでおくべし。先生からの忠告です」
藤丸「・・・そういえば、王様は!?」
ギルガメッシュ「ここにいる」
言われて振り返ると、王様はティアマト神を見据えていた。そしてティアマト神は、鎖に縛られていた。
藤丸「いったい何が・・・」
ギルガメッシュ「さてな」
ジャガーマン「もうすっごいのよ!突然地上から鎖の束が出てきたと思ったら、それがそのまま母さんを覆ってね、そのままああやって地面に縛りつけちゃって、もう凄いのなんの」
ケツァルコアトル「五月蠅い、黙りなさい」
ゴッと鈍い音と共にジャガーマンが頭から地面にめり込んだ。痛そう。
ケツァルコアトル「まあジャガーの言った通りよ。それからラフムたちもこっちに来なくなったから、お姉さんたちも戻ってきました」
ギルガメッシュ「さて、そろそろ最終局面であろう。藤丸とマシュよ、心するがいい」
藤丸、マシュ「はい!」
ギルガメッシュ王の言葉に呼応するかのように、鎖は砕けた。そして同時にエレシュキガルから連絡が入る。
そして、空から姿を見せる金星。イシュタルの渾身の宝具がウルクを飲み込み、冥府へ崩落していく中、血の気の無くなった王様が先に落ちていくのが見えた。
藤丸「王様ー!!!」
王様は気にするなとでも言うような顔をして、闇の中へ落ちていった。
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