45:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/06(木) 01:50:25.44 ID:hF+qP+xR0
ジグラットの上空、火災でできた雲に、一つ穴が開いた。アルトリアオルタの頭上、その真上に。
アルトリア「―――」
剣を天に掲げたその姿勢のまま、脳天から血を流し、彼女は絶命した。
彼女の命を絶ったのは、一つの魔石弾。
上空で待機し、魔翌力を溜めていたイシュタルには、もう一つ役割があった。
手にしていたのは、ギルガメッシュの保有する財の一つである、既に限界まで魔翌力を溜められた宝石。
それを、一度不意打ちを失敗したあと、宝具を撃つ直前に、アルトリアにぶち込むということ。
イシュタル「なんでそんな回りくどい事するのよ」
ギルガメッシュ「あやつは直感が鋭い。生半なタイミングでは通用せん。故にだ」
ケツァルコアトル「敵の一撃を防いだと油断し、そのまま大きな攻撃の直前、一番守りが薄いタイミングね!」
ギルガメッシュ「まあ失敗した場合の予備もあるが、少なくとも外すなよ、駄女神が」
イシュタル「誰が駄女神よ!!!」
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