スザ子「ギアスを使えば僕は女の子になれる」ルル子「何を馬鹿なことを……」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/24(金) 20:58:44.40 ID:BRWw0/KxO
「ルルーシュ。僕はこう思うんだ」
「なんだスザク、改まって」

その日、ルルーシュの自宅マンションを訪れた枢木スザクは、ベッドに横になりながら自分の考えを吐露した。

「僕が女の子だったら良かったのにって」
「スザク……お前」

ルルーシュは哀しい目をした。親友のスザクの頭が、とうとうおかしくなってしまった。
無理もない。アッシュフォード学園を卒業してからスザクは苦難の連続だった。「僕はロックで世界を変えるんだ!」と宣言して"ナイトオブラウンズ"を結成するも音楽性の違いからわずか半年で解散。スザクは指抜きグローブを脱ぎ捨て、ガソスタでバイト暮らしだ。

「ルルーシュ、君もそう思わないかい?」
「性別なんてどちらでも大差ないだろう」
「わかってないな。大差で女子の勝ちさ」

悟ったようなことを言うスザクに反論する。

「しかし、女は女で大変だろう」
「もちろん大変だと思うよ。でもそれを差し引いても僕は女の子になりたいんだ」

重症だと思った。もう手遅れかも知れない。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/24(金) 21:04:53.70 ID:BRWw0/KxO
「そんな可哀想な人を見るような目をしないでよ、ルルーシュ。これを手に入れたんだ」
「ん? なんだ、それは?」

憐憫の眼差しから逃れるようにベッドから身を起こしたスザクはポケットの中から何やら白い球体を取り出した。目玉のようだった。

以下略 AAS



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