スザ子「ギアスを使えば僕は女の子になれる」ルル子「何を馬鹿なことを……」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/24(金) 21:04:53.70 ID:BRWw0/KxO
「そんな可哀想な人を見るような目をしないでよ、ルルーシュ。これを手に入れたんだ」
「ん? なんだ、それは?」

憐憫の眼差しから逃れるようにベッドから身を起こしたスザクはポケットの中から何やら白い球体を取り出した。目玉のようだった。

「これはギアスキャンセラーだよ」
「ギアスキャンセラー?」
「ギアスを無効化する装置さ。ガソスタで水抜き剤をサービスしたらお返しにオレンジのお客さんがくれたんだ」

ギアスとは人の思考に干渉する光学兵器だ。
ルルーシュも所有しており、彼のギアスは"絶対遵守"。人の認識を塗り替えて思い通りに操ることが出来る。便利な能力だか使えるのは1人に1度だけ。このギアスを用いてルルーシュは世界いちのYouTuberになって父親であるブリタニア帝国皇帝、シャルルを打ち負かして妹のナナリーと末永く共に暮らそうと思っていたのだが、運営にギアス使用がバレてアカウントをBANされその夢は潰えてしまった。

「ルルーシュのギアスは絶対遵守だろう?」
「ああ。それがどうかしたか?」
「ギアスを使えば僕は女の子になれる」
「何を馬鹿なことを……」

先述した通りギアスはあくまでも人の思考や認識に干渉するものであり、人体の仕組みを変化させることは不可能。しかしスザクは。

「自分自身にギアスをかけるのさ」
「ん? どういう意味だ?」
「君自身に僕を女の子だと認識させるんだ」
「ふむ。それならいけるか……?」

なるほど。その手があったか。早速実験だ。


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