【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 15巡目
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105: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/23(木) 00:23:32.24 ID:Ogal7nk/0
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あの大広間の奥に続く通路をずーっと進んでいくと、まるで宝物庫のような場所に辿り着いた。
幾つもの宝箱が瓦礫の様に積みあがっている――おそらく、この宝箱の山の中に神の身体があるんだろう。
ドロシー「こ、こんなに宝箱が……! けど、この中に罠が仕掛けられていないと決まったわけではないですし慎重に――」
ユウナ「ん、これかな? 神の身体」
ドロシー「……はい?」
適当な宝箱を取り出して開けてみるとそこに――あった。
恐らく膝のところで綺麗に折りたたんで曲げられている、二つの「脚」が、その宝箱に無造作に……入っていた。
脚の木乃伊が、入っていた。
ドロシー「え、あ、へ……? ちょ、ちょっとそれって――!?」
ユウナ「多分、神の身体かな? 本物か分かんないけど……でも」
これが本物だという確信がぼくにはある――雰囲気というか、放つオーラが……どことなく「ワイズ」に似ていたから。
神の身体なんだなぁ、と。思った。
ドロシー「と、というか何勝手に開けてるんですか! もし罠だったらわたくしたち大変なことに――」
ユウナ「今度はちょっと大きいの開けて見よっと、そいやっと!」
ドロシー「貴女に危機感はないんですか!?」
……あ! なんか杖入ってる!
ユウナ「はいこれドロシーにプレゼント! 真っ白な杖!」
ドロシー「え、ええぇ……? いや、まあ、貰えるなら貰いますけど……だ、大丈夫なんですかこの杖? ま、魔力を吸収して来たりしませんよね?」
ユウナ「分かんないけど大丈夫じゃない?」
ドロシー「すぐに大丈夫とか言わないでください! というか何でまた宝箱を――あ! もう開けないでください! 止めてください怖いから! ちょっと!」
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