842:名無しNIPPER
2023/06/14(水) 21:54:14.19 ID:TxauxGM0o
そうです。
ただし、我々が最初に見たポヨモンは、やがて成長期へ進化していきましたが…
今挙げたポヨモンとズルモンは、成長期に進化せず、幼年期のまま殖える個体群なのです。
「なるほど…そういう風に進化したというわけか」
いいえ…違います。逆です。
これらの個体群は、今まで発見された中で、最もDNAのサイズが小さいんです。
つまり…
『デジモンの共通祖先にもっとも近い』んです。
「デジモンは…そいつらから進化した、ということか…!?」
おそらく、最初に出現したデジモン…ズルモンとポヨモンは、プランクトンのように漂い、データをそのまま食べる生物だったんです。
そのせいで、あまり強いパワーが出せず、幼年期のまま殖えるしかなかった。
しかし、やがてデジモンが他のデジモンやデジタル生命体を食べるようになってからは…、さらに強い体を手に入れて、もっと多くのエネルギーを補給できるようにするために、「進化」できるようになったんです。
「デジモンが進化の力を獲得した起源か…。我々の世界では、独立栄養生物は『光合成によって炭素固定をする生物』と定義され、従属栄養生物とは『他の生物から炭素を得る生物』と定義されるな」
デジモンでは、炭素のポジションがデータになるわけです。
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