592:名無しNIPPER
2022/03/26(土) 00:02:26.06 ID:uBzwq81XO
グラウモンは、折れた足を庇いながら、なんとか強靭な腕の刃でボアモンの腹へ斬撃を叩き込んだ。
致命傷には至らずとも、大ダメージを受けて出血したボアモン。
これ以上は危険と考えたのか、ハリモグモンが飛んでいった木の方へ逃げていった。
思わぬ邪魔者のせいで、チャージした火炎放射を消費させられたグレイモンとグラウモン。
その隙を、ブロッサモンは見逃さなかった。
ボアモンとハリモグモンが時間を稼いだ間に、なんとか再生が間に合った僅かな蔓で、グラウモンを縛り上げた。
そしてブロッサモンは、暴れるグラウモンの首へ噛みついた。
このまま頸動脈を噛み千切って致命傷を与えるつもりだ…!
988Res/455.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20