研究員「安価でデジモンを進化させる」
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591:名無しNIPPER
2022/03/25(金) 23:52:11.76 ID:a5jYl5HfO
グレイモンは悲鳴を上げた。
中途半端なチャージで微妙な火力の火炎放射を、自分の右足に突き刺さったハリモグモンへ浴びせた。

だが、ハリモグモンは極めて高い防御力を持つ。
火炎放射を浴びても、己の冷気で相殺してダメージを抑えた。

ハリモグモンの水晶が突き刺さった右足は、脛から下が完全に凍ってしまった。

凍った右足から上ってきた、冷された血液が、グレイモンの体内を巡った。

なんとかしてハリモグモンを引き剥がそうとして、右足を地面へ叩きつけるグレイモン。

さすがにグレイモンの足のパワーは凄まじい。
やがて凍った右足が割れて、ハリモグモンを足の裏の皮膚ごと引き剥がした。

地面に叩きつけられた衝撃で吹っ飛び、そのまま燃えかけた木に引っかかったハリモグモン。

しばらくの間は、グレイモンのところへ戻ってはこないだろう。

グレイモンはショックを受けているようだ。
こんなわけのわからないチビのせいで、右足に甚大なダメージを負わされたのだから。


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