クシャナ6才「なあ、くわとろ」クロトワ「小官の名前はクワトロです」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/10(金) 22:33:06.49 ID:8DyIEbvfO
「くろとわ」
「なんですか、殿下」
「こるべっとにのちぇて」

またかと思いながらクワトロは説得をする。

「恐れながら殿下はまだ幼くあらせられますので、コルベットはまだ早いかと」
「む! こどもあつかいちゅるなぁー!!」

子供扱いも何もどこからどう見ても子供なのでクロトワは困った。そして名案を閃いた。

「では、大人の証を示して頂きたく」
「おとなのあかしー?」
「はい。大人の女性だと証明してください」

我ながら意地悪だとクロトワは思う。多少ませてはいるがクシャナは6才。レディには程遠いベイベーである。しかし急に低い声で。

「クロトワ」
「で、殿下……?」
「貴様は私の何が見たいと言うのだ?」

ゾッとした。幼女の声じゃない。鼻で笑う。

「ふっ……我が夫となる覚悟があるか?」
「へ? あ、いや……小官は、その……」

しどろもどろのクロトワを見て、破顔した。

「ぷぷー! くろとわのまけー!」
「参ったね……こりゃ敵わん」

揶揄われていたと理解したクロトワは潔く負けを認めてクシャナをコルベットに乗せた。


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