ルパン「超能力者は泥棒の夢を見るか?」
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29:名無しNIPPER[saga]
2022/10/03(月) 21:35:58.45 ID:Qhvt6hiZ0
お待たせして申し訳ございません。>>27に訂正箇所がございます

黒子「コホン。ではお見せいたしますわ。まず私の能力である『空間移動(テレポート)』ですが、文字通り手に触れたものを3次元空間を無視して転移させるものですの。例えばこんな風に」(手に持ったクレープが消失する)


銭形「! 消えた? 一体どこに……」


黒子「あそこを御覧くださいまし」(笑顔で近くのテーブルを指さす)



次元(変装中)「なぁ、こんなの注文したか?」


ルパン(変装中)「いーや俺ァ知らないよ?」


(テーブル中央の空の皿の上にクレープが置かれている)


銭形「お、おお!?」


白井「3次元座標を11次元に特殊変換しなければならず演算が複雑なため限度がありますの。限界値は飛距離が81.5m、質量が130.7s。その中であれば複数の物体を飛ばすことが可能ですの」


銭形「なるほど、ようわからんがコイツはお見事!」(感心した表情)



ルパン「(小声で)げっ、とっつぁん……もう来てやがったのか」(三人のほうを振り向きぎょっとするルパン)


次元「(小声)ここでバレたらただでさえガタガタな計画がいよいよ取り返しのつかねェことになりそうだ……あ、ガキが一人こっちに来やがった」


黒子「能力で勝手に物を転移させて申し訳ございませんでした。無礼をお詫び申し上げますの」

次元「ハッ? い、いえいえお気になさらず」


(一礼してそのままクレープを持ち帰る黒子)

  
  次元「何だったんだ一体」


  ルパン「なァ次元、あの腕章見たか? あの嬢ちゃんきっとただ者じゃあないぜ」


  次元「腕章? ああ、そう言えば緑色の付けてたな。それがどうした」


ルパン「それがな次元、学園都市には教職員のボランティアからなる警備員(アンチスキル)って自警団があってそれが警察代わりらしいんだが、それとは別に学生だけの風紀委員(ジャッジメント)っていうボーイスカウトもどきもいるんだと」


  次元「で、あのガキもその一員ってことか。何やら銭形と仲が良いみてェだが……ッ!」

  
  ルパン「ん、どったの次元」


  次元「今銭形とはっきり目が合っちまった。どうやら勘付かれてるらしい」




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