勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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961:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:37:23.39 ID:KpvTj3yS0
『翌日_河口付近』
シュゴーーーーーー ヒュゥゥゥ
商人「霧の向こうに海賊船が見える…」
情報屋「ここに集まって来て居るのね」
女海賊「ちょい高度上げて雲の上に出る…揺れるよ?」グイ
グラグラ
女海賊「やっぱ寒いな…今の時点で−20℃だ…」
商人「そんなに感じないけどね?」
女海賊「クモの巣で断熱されてるのかも…」
狼女「視界開けて来た…太陽の位置が低い!」
女海賊「やっぱ方角分かんなくなるね」
狼女「この位置なら海と陸の方向は分かるよ…とりあえず海岸沿いにキ・カイ方面だね?」
女海賊「うん…操舵まかせるわ…わたしちょっと観測する」ゴソゴソ
商人「観測?どうやって?」
女海賊「見えてる星座がどの星座か見るだけさ」
商人「なるほど…それでおよその方角が分かるか…」
女海賊「だと良いけど…」
『1時間後』
女海賊「ダメだァァァなんも分からん!!」
狼女「下も全部霧で覆われてて方向見失いそう…」
情報屋「やっぱり相当深刻ね…海は航海出来ないわ」
商人「陸地が頼りだ…高度落とした方が良いよ」
女海賊「そだね…安定飛行してハイディングしたかったけど無理っぽい」
狼女「高度下げる…」グイ
女海賊「あ!ちょちょちょ…球皮の熱抜かないと高度下がんないんだ…ここ引っ張る」グイ
バサバサ スイーーー
狼女「へぇ?全然操作方法違うんだ…」
女海賊「慣れれば簡単だから」
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