勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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935:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:19:37.45 ID:KpvTj3yS0
『簡易前哨基地』


ヒソヒソ ヒソヒソ


アサシン「魔女…片足の領事がキ・カイで何をやって居たのか裏が取れたぞ」

魔女「ほう?言うてみよ」

アサシン「10年以上前にリッチと共にオーク狩りを指揮していたそうだ」

魔女「リッチ…魔法を使いオークを捕らえて居ったとな?」

アサシン「睡眠魔法だ…オークは睡眠に弱いらしい」

魔女「なるほどのぅ…」

アサシン「その報復でキ・カイの拠点として使われていたすべての坑道を地震と噴火で破壊されたのだそうだ」

魔女「何じゃと?地震と噴火は意図的に発生したのか?」

アサシン「オークシャーマンの呪術によって地震を起こされたと言う証言があるのだ」

魔女「重力魔法か…」

アサシン「更に面白い話が聞けたぞ?」

アサシン「当時オークシャーマンの生け捕りに成功した様だが自由にオークを渡り歩ける…つまり逃げられた…意味が分かるか?」

魔女「何の術じゃろう…」

アサシン「魔王も自由に人間を移り渡る事が出来るだろう?」

魔女「ムム…魔王と同種と申すか?」

アサシン「魔王と対になる存在…」

魔女「ほう…主は鋭いのぅ…実はな…情報屋はオークシャーマンこそ我々の神ではないかと言うて居る」

アサシン「フフ…思う所は同じか」

魔女「素粒子…集合意識じゃと言うて居った」

アサシン「神といえば地震や噴火の天変地異…10年前の噴火も予言に従い起こした奇跡かも知れん」

魔女「良く考えてみれば犠牲は有った物の戦争を一時的に終わらせたのは噴火のせいじゃな…」

アサシン「うむ…だがオークシャーマンの目的がいまいち分からん」

魔女「オークの予言を履行するのが目的であろうとういう話じゃ…」

アサシン「もう少し情報屋の話を聞いて見んとな…」


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