勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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913:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:46:01.02 ID:KpvTj3yS0
『坑道最下層_側道の奥』
ザザー
こちらB1…安全地帯を発見した
ポイントH-18…繰り返す…ポイントH-18
休息が可能な場所が有る…集合して武装の補給を計りたい
こちらA1…了解
女戦士「丁度10人か…食料は分けてくれ」
兵隊「感謝…」ゴソゴソ スポ
女戦士「ほう?また大層な兜を装着していたな?」
アサシン「これがキ・カイの精鋭部隊か…フィン・イッシュとはえらく差がある」
女戦士「フフ侍にこの重装は無理だな」
兵隊「この場所は一体何なのだ?」
女戦士「硫黄鉱山の真下だ…ここを安全にしてお前達の様な者が来るのに備えている」
兵隊「見た所シン・リーンの魔術師と見るが…」
女戦士「関係無くはない…さて次は私から質問だ」
兵隊「…」
女戦士「前線は全滅だな?そして退路を断たれて行き場を失った…」
兵隊「その通りだ」
アサシン「エド・モント砦はどうなった?」
兵隊「なぜそれを…いや質問に答えるのは私の方か…エド・モント砦でクーデターが起きて占領された」
女戦士「クーデター?」
兵隊「首謀者は誰なのか分からない…だがすべてのキラーマシンがエド・モント砦を占拠したのだ」
アサシン「クックック…キラーマシンが反乱を起こしたか」
兵隊「そうなる…キラーマシン抜きではトロッコでの移動も出来ない…だから徒歩で行動している」
女戦士「すべてのキラーマシンと言ったな?」
兵隊「あぁ…」
女戦士「キ・カイの地下に居たキラーマシンも全部か?」
兵隊「そうだ…皮肉な事に機械と人間という戦いに変化した…オークとの戦いは終わりだ」
女戦士「私達の知らぬ間に色々な事が起きているな…」
兵隊「ここは地上に出られるのか?」
女戦士「上は小さな村だ…上がって休息をさせても良いがそれ程贅沢が出来る物資も無い」
兵隊「ここで部隊を立て直したいのだが…」
女戦士「直に上から補給が来る…まず一旦休息してその後を考えよう」
兵隊「ふぅ…本当に助かった」
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