勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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912:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:44:55.02 ID:KpvTj3yS0
『坑道最下層_側道』
クンクン シュタ
狼女「アサシン!人だ…人が来る」クンクン
アサシン「何人だ?」
狼女「手前に2人…奥に後続が6人程…」
アサシン「脱走兵か何かだな…ゾンビを配置する…お前は相手の射線から隠れろ」
狼女「一人手を上げてこっちに来る」
アサシン「ほう?」
スタスタ シュコーーー スゥ
兵隊1「此処で何を?なぜゾンビは襲って来ない?」
アサシン「使役しているからだ…お前達はキ・カイの兵隊だな?」
兵隊1「使役!?シン・リーンの者だな?」
アサシン「まぁ…関係無くはない…どうした?保護を求めるのか?」ジロリ
兵隊1「助かった…ここは安全なのだな?」
アサシン「クックック質問の掛け合いか…そちらに敵意が無ければ襲うつもりは無い」
兵隊1「頼む…後方に9名程部隊の者が控えて要る…休息が欲しい」
アサシン「武器を降ろしてこちら側に来い…そこから向こうはまだ退魔の処置をしていないのでな」
兵隊1「…」フリフリ
アサシン「しかしまぁ…全身機械装着の物々しい格好だ」
兵隊1「私達はキ・カイのレンジャー部隊特殊工作班だ…本体と分断されて退路を失った所だった」
アサシン「リカオン!製鉄所の女戦士に状況を伝えて来い」
狼女「分かった」ピョン クルクル シュタタタ
兵隊1「む!あの身のこなし…お前達は一体…」
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