勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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88:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 11:44:08.85 ID:KbfSVIxh0
『翌日』


ポコポコ ポコポコ


剣士「商人さん!」ユサユサ

商人「ハッ…」パチ

剣士「書き物しながら寝てたんだw」

商人「ホムンクルスは!?」スタ

剣士「昨日のままだよ…あ!違うコレ神経かな?何か成長してる」

商人「よし!遅いけど確実に成長してる…よしよしこれで僕が居なくなってもホムンクルスは生き延びる」

剣士「生き延びるってどういう事?」


チャプン


剣士「ん?瓶の中にエリクサー?…そして外部メモリ」

商人「あぁぁそれに触らないで」

剣士「商人さんコレもしかして…」

商人「僕に何か有ってもこれで確実にホムンクルスが蘇る…まぁ保険さ」

剣士「どうしてそんな…」

商人「僕はね…君の予言を聞いてもしかしたらもうここに戻って来れない可能性を考えてる」

剣士「ママのメッセージはどうなるの?」

商人「蘇った後になるね…どれくらい掛かるか分からないけどいつまでも見て居る訳にも行かない」

剣士「う〜ん…残念だ」

商人「満を持して…剣士君!この部屋の扉を閉めて中の空気を抜けるかい?」

剣士「えーと…空気は窒素だから…アンモニアに変性させれば良いか…出来るよ」

商人「しばらく封印さ…これから転変地位で津波が来たっておかしく無い…この場所を守ろう」

剣士「どうすれば?」

商人「そうだな…この空き瓶の中に変性したアンモニアを入れられるかい?」

剣士「うん…」

商人「このテーブルの上に置いておく…ここにアンモニアが有るのは君しか知らない…つまり君はいつでもこの扉を開けるんだ」

剣士「あああなるほど…空気を抜いて酸化防止と施錠を兼ねて居るんだ」

商人「そういう事…そしてこの遺跡は他の人に見つからない為の工夫がいくつもある…相当安全な筈さ」

剣士「おけおけ!そういう事なら全部扉を閉めておく」

商人「次に来た時はホムンクルスと対面だよ…楽しみだね」

剣士「その間にやらなきゃいけない事をやって回るんだね?」

商人「そうだよ…さぁ扉を閉めて」ギー

剣士「じゃぁ空気を変性させる…変性魔法!」

商人「…」

剣士「おけ!空気が変性してアンモニアになった筈…瓶の中だ」

商人「よし…次は本棚で扉を隠して…」ズズズ

剣士「後は外の上開き扉を閉めて水で満たす…」

商人「行こうか…次はハテノ村だ」

剣士「うん…」タッタッタ



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