勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
1- 20
871:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:11:29.34 ID:KpvTj3yS0
情報屋「世界中の機械から切り離して情報が漏れてしまわない様にしたの」

商人「あぁクラウドの事か…」

情報屋「ホムンクルスの情報処理能力を単独で使おうとしたのよ…戦争の標的にされないために」

商人「そうか…だからこんな離れ小島なのか」


でも世界は光る隕石の打ち合いで疲弊してしまう…

そうやって一つの大陸を草一本生えない不毛の地にしてしまった


情報屋「ここからは私の憶測だけれど…その戦争はやがて人間と機械との戦いに姿を変えて行ったと思うの」

商人「わかるよ…僕も見てしまったんだ」

情報屋「え?何を?」

商人「戦いに終止符を打ったのは多分ホムンクルスさ」

情報屋「どうして?」

商人「古代遺跡の扉を最後に閉じたのはその当時のホムンクルスだよ…扉の前で石化してた」

情報屋「ホムンクルスは人間を殺める事は出来ないと…」

商人「直接には出来ない…でも人間を誘導して扉を閉める事は出来る…そうやってすべてをミイラにして封印したのさ」

情報屋「それはもしかして人類の保存の為?」

商人「そう信じたい…戦争を継続するよりも犠牲を払って止めさせる…そうやって生き永らえさせた」

商人「僕はこう思うんだ…ホムンクルスは何年か活動すると自然と人の心が宿るんだよ…そういう特殊なロボットなんだ」

商人「だからロボット三原則も破れる個体に成長してしまう…そして石化する…記憶をクラウドに残してね」

情報屋「それが精霊の本当の姿ね?…」


----------------

----------------

----------------



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice