勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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846:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 22:05:00.94 ID:O6K4E5800
『カウンター』
女海賊「ここ座って良い?」
マスター「どうぞ…お連れ様の演奏が始まって話し相手が居なくなりましたか?」
女海賊「アハ…バレバレじゃん」
マスター「お酒の方は?」
女海賊「ハチミツ酒!」チャリン
マスター「かしこまりました…」コトン
女海賊「港町はいつもこんな感じ?」
マスター「そうですね…ここ数年は移民も増えて賑わって居ますね」
女海賊「向こうのテーブルで騒いでるのは豪族だよね」
マスター「ハハお察しの通り…綺麗な女性には必ず声を掛けて来ますのでご注意を…」
女海賊「まだ声掛けられて無いんだけど…なんかムカつくな」イラ
カランコロン
マスター「いらっしゃいませ…お一人様ですか?」
情報屋「あぁ居た居た」スタ
女海賊「あ!こっちこっち!!ここ空いてる」
マスター「お連れ様でしたか…飲んで行かれますか?」
情報屋「同じ物を…」チャリン
女海賊「用事済んだ?」
情報屋「まぁね?…ねぇ聞いた?オークが北の大陸に渡って来てるって」
女海賊「聞いた聞いた…戦争逃れて来てんだよね」
情報屋「オークは船を作る技術が無いのよ?…つまりフィン・イッシュから来てるという事だわ」
女海賊「へぇ?」
情報屋「南の大陸へ返らず北の大陸に来てるのはとても興味深い…」
女海賊「どうして?」
情報屋「昔話になっちゃうけれど大昔にオークは北の大陸にも住んで居た事が有るのよ」
女海賊「森の中にも昔からオーク居るじゃん…あんま珍しくないと思うな」
情報屋「まぁそうね…でもどうして北の大陸に来るのか理由が有ると思うわ」
女海賊「食べ物が豊富だからじゃ無いの?」
時の王の時代…黄昏の賢者という人物が居てそれは多分オークなのよ
黄昏の賢者は暁の使徒と永遠の約束をしていたらしい
でも暁の使徒は約束を破ってしまった…その後黄昏の使徒は行方不明
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