勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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794:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:24:55.70 ID:O6K4E5800
狼女「その機械…何だと思う?」
商人「腕らしいものが付いて居るから自律で動くペットの様な物じゃ無いかな」カチャカチャ
狼女「沢山在るけど殆ど傷んでた」
商人「傷んで無い物は持って帰られた感じだろうね」カチャ
狼女「シィィィーーー」ピク
商人「!!?」キョロ
狼女「遠くで何か聞こえる…話し声」
アサシン「…」
狼女「先遣隊…部隊が前線から引き揚げて来るって…」
アサシン「私達も一度引き上げた方が良い…」
狼女「大分遠い…多分10人くらい」
アサシン「商人…今回は目標達成と見て良いか?」
商人「僕の目標は達成だね…でもアサシンの目標は達成してない」
アサシン「これほど広いとは想定外だった…すべての探索は2〜3日では終わらん…中止だ」
アサシン「そもそも此処でドリアードと同じ事が起きているかもしれないと言うのは私の勝手な思い込みなのだ」
盗賊「ぬぁぁ寝れやしねぇ…今の話は初耳だが?」
商人「諜報員の情報だとね…エネルギー源としてどこからか持ち込まれたのは黒い魔石らしい」
アサシン「私はそれが魔王を封じた魔石では無いかと疑っている」
商人「ここの所キ・カイでは魔石が供給過多で値下がりしてるのさ…どこかでエネルギーの移し替えをやってる」
盗賊「じゃぁその現場が此処だと思ってた訳か?」
アサシン「前線へのエネルギー補給を考えると此処が望ましい…そう考えて居た…たが確証は無い」
盗賊「なるほど…それを調査したかった訳か…だが広すぎたんだな?」
アサシン「うむ…」
盗賊「まぁ一旦仕切り直しが良さそうだ…マジで探すならしっかり地図とか作らんと厳しい」
商人「軍に見つかってしまう前に戻ろう…」
盗賊「だな?俺がそのエネルギー源とやらを持って帰るからその他は手分けしてくれ」ヨッコラ
アサシン「古代の兵器は1つづつ…後はどうする?」
商人「ちょっと待って…この機械の頭部ユニットだけ外して行く」ガチャガチャ
狼女「帰路は私が先頭…匂いで分かるから」
盗賊「そら助かる…後方は任せろ」
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