勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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767:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:06:23.50 ID:O6K4E5800
『鯨型飛空艇』
フワフワ
ヒレは固定翼だから金属糸で突っ張ってしっかり固定しておいて
球皮とデッキ部の隙間は布で全部覆う…接着剤用意したからコレで使って
ローグ「こんな接着剤だけじゃすぐに剝がれちまいやすぜ?」
女海賊「大丈夫!!アラクネーの糸で補強すっから」
盗賊「なぬ!?」
女海賊「なんかアラクネーはこの飛空艇から出て行く気は無いみたい」
盗賊「デッキ上に巣を作るってか…」
女海賊「結局最後まで私等を守ってくれたのはアラクネーじゃん…アイツもクジラとホムちゃんの友達だったのさ」
盗賊「まぁ…好きにしてもらって良いが言う事聞くんか?」
女海賊「巣を荒らさなきゃ何もしてこないよ」
ローグ「ほんじゃデッキ上が巣になるんすね?」
女海賊「そだね…だから隙間なく布張って!風入ると寒いから」
盗賊「球皮が温いから風が入らにゃ結構快適かも知れん」
ローグ「餌はどうするんすか?」
女海賊「ハチミツを食べるっぽい…飛空艇の中でミツバチ育てれば良い」
盗賊「なるほど…ミツバチと共生関係か…土と花…ほんで光がありゃ永久機関か」
『テスト飛行』
フワフワ ドッスン
女海賊「…樽は水満タンで7つが限界かな」
盗賊「まぁ普通の貨物用と同程度だ…十分だろ」
女海賊「あと旋回性がやっぱ課題だね…ちっとヒレの先っぽ細工して傾けられる様に改造する」
盗賊「またバランス崩れやし無えか?」
ローグ「ちっと待って下せぇ…尾ビレと一緒に操作出来るようにすれば良く無えっすか?」
盗賊「ふむ…確かに尾ビレ操作でいちいち船尾まで行くのはメンドクセェな」
女海賊「仕掛けを前の方に持ってくるの大変だなぁ…」
ローグ「いっそのこと操作系は全部尾ビレ付近で良いんじゃ無えすかね?」
女海賊「前が見えなくなるのがさ…」
ローグ「横が見えれば十分っすよ…そうそう正面に何かあるなんて無えでやんす」
女海賊「おけおけ!一回やってみるわ」
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