勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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754:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 20:57:09.09 ID:O6K4E5800
アサシン「うむ…キ・カイに送った諜報員のお陰で事の真因が掴めた」

盗賊「公爵はフィン・イッシュに殆ど関わって居ないと見るか?」

アサシン「断言は出来んがその可能性が高いと判断する…私が間違って居た」

狼女「じゃぁ一旦公爵を追うのは終わり?」

アサシン「それよりももっと気になる事案が有ってな…」

盗賊「ほう?何よ?」

アサシン「機械化の行きつく先は何だと思う?」

盗賊「キラーマシンか?」

アサシン「脳の機械化だ…どうやら何年も前に既に成功しているらしい」

盗賊「脳を機械にするって…そりゃホムンクルスみたいなもんだな」

アサシン「キ・カイの政務官は表には出てこない…何故なら全身機械化しているからだ」

ローグ「マジっすか…」

アサシン「つまりだ…キ・カイの重要事項は機械が決めて居るのだ…既に機械によって支配されて居ると言って良い」

盗賊「まぁでも元は人間なんだろ?」

アサシン「機械に支配されていないと言い切れるか?」

盗賊「う〜む…良い政治ならどっちでも良いが…」

ローグ「エネルギーの無くなった超高度AIでしたっけ?…それが欲しかった理由はもしかして能力上げたかったんすかね?」

アサシン「そうかもしれん…もしくはそれに入れ替える」

盗賊「ちょい待て…それはアダムと同じじゃ無ぇか?」

アサシン「私が言いたいのはソレなのだ…機械化…それはアダム化なのだよ」

狼女「またあの光る隕石が飛んで来るかも知れないという事?」

アサシン「情報屋が前に言って居たのだ…4000年以上昔ウンディーネの時代…争って居たのは人間と機械なのだと」

アサシン「最終的に人類は機械によって滅ぼされ…機械はエネルギー枯渇ですべて停止した」

盗賊「おいおい酒がマズくなるぜ…滅びの話はもうウンザリだ」

ローグ「そーっすね…お宝探しの話にしやしょう」

盗賊「おおおソレだそれ!!実はよ?ハテノ村にな?…」


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