勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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688:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 18:00:06.15 ID:c2KZAoSz0
『数日後_宿屋』


カクカク シカジカ…


セントラルとフィン・イッシュの国境では沿岸部を中心に領地を巡って小競り合いが継続中だ

停戦の交渉も豪族が第三者を偽って漁村を襲撃して制圧し

セントラル側に有利な立場で中立化しようとして停戦は白紙…泥沼だよ

外海調査の件では協力関係を作ろうとして居るが

フィン・イッシュの港をセントラルの軍船が行き来する事を認める訳には行かず

海上でも緊張した状態が続いているのだ

ここに来てのキ・カイ海軍の介入…交渉事で誰が公爵なのか見極められない現状

動きを悟られたくない隠れの忍び達は里に籠ったまま身動きできない


アサシン「…これが政治的に不利となっている実態なのだ」

商人「公爵のせいでイニシアチブが取れない訳か」

アサシン「私に化けて女王に要らぬ吹き込みをする可能性もある…女王は動けんのだよ」

情報屋「では今は盗賊ギルドが裏で政治判断する材料となる工作をしている状況なのね?」

アサシン「うむ…ただ我々の内側にも公爵が入り込む可能性を考えると信頼できる者意外とは話も出来ない」

商人「状況察した…女狐がガード堅かった理由も分かった」

アサシン「彼女は優秀だ…商人と情報屋をここに止めて置く判断も良い選択」

狼女「アサシンこれからどうするの?」

アサシン「魔女の発見が最優先…その為に女戦士と合流を果たそう」

商人「そうだね…今みんな集合しかけているんだから分かれない方が良い」

アサシン「盗賊ギルドの指示系はアヌビスに一任しているからしばらくは私も同行する…それで…幽霊船とは接触出来そうか?」

商人「公募の詳しい話を聞きたいという人物が今晩酒場に僕を訪ねて来るらしい」

アサシン「フフ…そういう役はローグか」

商人「当たりならそうなる…楽しみだよ」

アサシン「ところでリカオンの働きはどうだ?剣士並みの働きが出来るだろう?」

商人「ある意味剣士より優れている所は在るね…」

アサシン「リカオン…褒められて居るぞ?」

狼女「分かり切った事を言われてもね…」ルン

アサシン「さて情報屋…先ほど話に合った外海の地図とやらを見せて貰おうか」

情報屋「これよ…」パサ


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