勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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65:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 11:23:17.28 ID:KbfSVIxh0
『数分後』


ガチャリ ドターーーン!


商人「剣士君!!聞いたよ…ホムンクルスが生きていたんだってね?ハァハァ」

ローグ「速攻出て来やしたね…ハハ」

剣士「うん…ホム姉ちゃんの超高度AIユニットは10年前に僕が拾って精霊の御所に置いて来たらしい」

商人「らしい?」

剣士「僕は記憶を失って居たんだよ…話はこうだよ」


10年前…シャ・バクダ遺跡に避難していた時の事

僕は冒険の書を読んだんだ…


カクカク シカジカ

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剣士「…という訳でホム姉ちゃんは精霊樹になって森の動物や虫達に囲まれて生きているんだ」

商人「そうか…無事だったか…良かった」ポロポロ

剣士「体は失ったけど精霊樹になって葉っぱから風の音とか色んな事を感じてる筈」

商人「うんうん…」

剣士「今では森の声の主になって沢山の友達が居る筈」

商人「うんうん…それで良い…きっとそれが一番幸せな筈さ」

機械の犬「ワン!」

商人「精霊樹の森に行きたくなって来た…そうだホムンクルスの超高度AIの寿命は400年くらいだった筈」

機械の犬「ワン!」

商人「この機械の犬に入れた超高度AIユニットの寿命はあと5年程…それぞれ違う形だけどきっとこれが一番良い」

盗賊「ふ〜む…なるほどな…それで未来が行方不明になった後に御所で発見された訳か」

商人「剣士君…僕は精霊樹の森へ行きたい…ホムンクルスの傍に居たい」

剣士「あ〜今はちょっとダメかも…エルフが戦争をしてる」

商人「相手は?まさかドリアード?」

剣士「話にはまだ続きが有ってね…実はドリアードの中にあるアダムは僕が破壊して来た」

盗賊「どわっ!!マジか!!それを先に言え!!」

商人「えええ!?どういう事なんだい?」

剣士「もっと話は遡る…実は僕は未来から来てるんだ…未来に起こる事をもう変えて来た」

商人「ええと…話が掴めない」

剣士「こういう事だよ…」


カクカク シカジカ

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