勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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599:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:34:07.87 ID:c2KZAoSz0
シュン! シュン!
女海賊「おっし!!これで飛んでる奴全部落とした」
盗賊「しかしなんでガーゴイルが群れてるんだ?」
女海賊「この辺の林は狭間の中じゃん?ちゃんと退魔の方陣を組んでないんじゃないの?」
盗賊「一匹二匹ならそれも分かるが群れって事はどっかで集まってるだろ」
女海賊「深い狭間がどっかに有るって事か…」
盗賊「まぁここは忍びが何人も居るから修行には丁度良いのかも知れんが…」
ノソノソ
魔女「女海賊の言う通り何処ぞに深い狭間が放置されて居る様じゃな」
盗賊「おう魔女!林の方はどうよ?」
魔女「忍びが走り回って居るが大丈夫じゃろう…」
女海賊「これ放って置いて良いの?」
魔女「良くは無いが他国の地じゃであまり口出し出来んのぅ…忍びで対処出来るのであれば魔除けとしての利用価値もあるじゃろうからな」
盗賊「リザードマンとかと一緒って訳か」
魔女「うむ…誰ぞが不用意に隠れ里へ近づかぬ様に利用すると言うのも悪い策では無い」
女海賊「ガーゴイルって使役出来ないの?」
魔女「本来使い魔の一種じゃで闇の使い手であれば使役も可能じゃな」
盗賊「あんまり関わってバランス崩すのもイカンという訳か」
魔女「うむ…近衛侍の口調から察するに大した問題では無い様じゃ…それよりインドラの銃の事じゃが」
女海賊「ん?何?」
魔女「空へ向けて撃つ分には良いじゃろうが何かに当たる様な使い方は危険が有りそうじゃ」
女海賊「え?マジ?」
魔女「小型ではあるがインドラの矢には違いない様じゃぞ?どの様な仕組みになって居る?」
女海賊「集光レンズで散乱光を1ミリ位の光の束に変えてるっぽい」
魔女「笛の径から察するに今までは10ミリ程度の散乱光だった訳じゃな?」
女海賊「うん」
魔女「間違って暴発せぬ様に何か細工をしておくのじゃ…足元に発射してしまうと爆発するぞよ?」
女海賊「その点大丈夫!安全装置は完璧だから…連射出来ないけど」
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