勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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515:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 16:15:13.43 ID:rXZyBWej0
『遺跡上層』


スタスタ


商人「この笛スゴイな…全員直ぐに眠ったよ」

盗賊「エルフ達もか?」

商人「うん…ビックリだ…エルフが次々倒れて行くんだよ」

盗賊「こりゃ治療に人出が要らんのが相当ラクだな?」

商人「そうだね…食事の用意だけで済む」

魔女「わらわは蘇生魔法で忙しいがのぅ…さて癒して来るわい」ノソノソ

商人「触媒は足りる?」

魔女「ミネラルが欲しいのぅ…直に尽きてしまう」

盗賊「鉱物はこの辺じゃ手に入らんな…」

商人「ミネラルか…ローグが気を利かせて買って来てくれれば良いね」


スタスタ


リカオン「酒持って来たよ…」ドスン

盗賊「おぉぉぉ樽で持って来たか!!ってお前太ったな…」

リカオン「食べすぎた…反省してる…しばらく獣人に変態するのは控える」シュン

盗賊「…で?シャ・バクダの方はどうだ?上手くやってんのか?」

リカオン「クリーチャーが徘徊してる…これが美味しいからつい…」

盗賊「なんだその魔物は?聞いた事無いぞ?」

リカオン「異形の生物をそう呼んでるんだ…色んな動物が混ざった新種の魔物だよ」

盗賊「じゃぁアレだな貴族の成れの果てだ…元は人間だな」

リカオン「中には賢くて手強いのも居るんだよ」

盗賊「じゃぁまだ危ない訳か」

リカオン「クリーチャーよりも人間の方が危ない…セントラルの傭兵が奇襲をかけて来てね」

商人「摩擦はしばらく続きそうなんだ…」

リカオン「でもこちらの方が圧倒的優位だよ?エルフが居るから」

盗賊「なぬ?こっちはエルフと混成なんか?」

リカオン「あれ?聞いて無かったの?精霊樹を守る目的で協力するって」

盗賊「俺ら遺跡に籠ってるからそういう情報が入って来無ぇんだ」

リカオン「そうだったんだ…じゃぁ私から教えようかな」



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