勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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455:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:42:51.81 ID:rXZyBWej0
『森の端』
ドサリ
エルフ1「よし…ここまで来れば逃げ延びたも同然…」
エルフ2「これだけ揺られても全然起きないのね…この人達」
子供「何をしてもしばらく起きないよ」
エルフ2「このままでは凍死してしまう…木の洞の中へ」ヨッコラ ドサリ
宿屋の娘「ぅ…」ピク
子供「あ!!動いた…」
宿屋の娘「こ…ここは?」キョロ
エルフ1「森の端だ…私達はこの3人に助けられたのだ」
宿屋の娘「ロ…ローグの仲間ね?」
子供「お?ローグさんを知ってるんだね?」
宿屋の娘「君は誰かな?そして2人はどうして倒れて?」
子供「公爵っていう人に眠らせられたんだよ」
宿屋の娘「公爵?何故公爵が…話が良く分からない」
子供「そっか…何も知らないんだ」
エルフ1「兎に角この子のお陰で無事に地下牢は脱出出来た」
宿屋の娘「おいオヤジ!起きろ!!」ユサユサ
宿屋の店主「…」パチ キョロ
宿屋の娘「変体寸前だよ…気は確かか?」
宿屋の店主「わ…私はいつからこうなって居る?ガググ…喉が…」グルル
子供「二人ともウェアウルフなんだね?」
宿屋の娘「この尻尾を見られたら言い逃れ出来ないねぇ…」フリフリ
子供「匂いで分かるさ」
エルフ1「…妙な組み合わせだ」
宿屋の店主「血が欲しい…グルル…喉が焼ける」
子供「少しならエリクサーあるよ」ゴソゴソ
宿屋の店主「エリクサー?」
宿屋の娘「貰っておくと良い…それを飲むと喉の渇きが癒える」
子供「はいどうぞ…」スッ
宿屋の店主「ガググ…済まん」ゴクリ
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