勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
1- 20
409:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:18:53.10 ID:rXZyBWej0
魔女「黒の同胞の黒幕は公爵じゃと言うか…」

子供「知って居るの?」

魔女「シン・リーンの精霊の像を奉る祭事で何度も見て居るわい…セントラルとのパイプ役じゃ」

子供「公爵は変化の杖を持ってるんだ…多分妖精の笛も持ってる」

魔女「なるほどのぅ…ゴーレムが動いて居るのはそれが理由じゃったか」

子供「公爵を自由にさせてると次から次へと手を変えて来る」

剣士「やる事が煩雑過ぎる…まずは壺の中身の行方を追う」

子供「壺の中身は魔石になってもうドリアードの中だよ」

魔女「んん?ではわらわ達が居って居るのは何じゃ?」

子供「囮なんだよ…魔王を封じた魔石でアダムを復活させるための時間稼ぎなんだ…ゴーレムも時間稼ぎ」

剣士「構わずドリアードを目指せと?」

子供「そうだよ…そこに魔石がある」

魔女「ドリアードの場所は知って居るのか?」

子供「僕一回行った…狭間に隠れてるから虫を使って案内出来る」

魔女「剣士どうするのじゃ?」

剣士「未来を信じて直ぐにドリアードへ向かおう…森を出て飛空艇を呼ぶ」



『1時間後』


ザワザワ ニョロニョロ


子供「命令する…森の中のすべての虫達に伝えて…ドリアードはもう敵じゃない…命を運ぶ仕事に戻って」

魔女「未来や…主は虫使いになったのじゃな?」

子供「そうだよ」

魔女「主の言葉を聞いて関心したのじゃ…虫は命を運ぶ為に居る…それを理解して居る主を見てわらわは嬉しいぞよ?」

子供「気付くのに何十年もかかったさ」

魔女「時空の修行も終えた様じゃな」

子供「うん…だから寝てしまうと今の記憶がどんどん無くなって行くのも知ってるんだ」

魔女「ふむ調和するまで眠らぬ事じゃな…さすれば大事な記憶は残るであろう」

子供「どの記憶が無くなってるのか自分で気付かないのが怖いよ」

魔女「そうじゃろうのぅ…」

剣士「さぁそろそろ森を出よう…魔女!背に乗って休んで」グイ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice