勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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399:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:31:29.44 ID:ECntfAo70
剣士「あ…今君の所に行こうと思ってたんだ」
女オーク「何をするつもりなの?」
剣士「君には正直に話して置くよ…ただ目を覚ましたら何も覚えていない」
女オーク「まさかあなた…一人で放射能を集める気ね?ダメよ…許さない」
剣士「そんな話したく無いよ…教えてあげる…僕はね…君を守る為に次元を超えて来たんだ」
女オーク「何の話?」
剣士「でもね…世界の本質を見て居なかった…このままじゃ僕の大事な人皆失う事に気付いた」
女オーク「話が呑み込めない…意味が分からないわ」
剣士「ゴメンね言葉が足りなくて」
女オーク「兎に角一人で行くのは許さないから」グイ
剣士「大丈夫…僕は変性魔法で体を鉄に変える事が出来るんだ…放射能を集めても液体になんかならないよ…」
女戦士「剣士!!やはりお前私達に何かしただろう!」フラフラ
剣士「保険だよ…僕が戻って来なくても皆悲しまなくて良いように幻術を掛けたのさ」
女戦士「戻って来ないとはどういう事だ?」
女オーク「剣士は祈りの指輪で放射能を集めて量子転移という魔法で放射能を消し去ろうとしているの」
女戦士「量子転移を使ってはダメだという事は知って居るだろう!」
剣士「だから保険を掛けたのさ…目を覚ましたら僕の事を覚えてる人は居ないよ」
女戦士「何!?それで最後に私に会いに来たか!!ゆるさん!!お前を守ると妹に誓ったのだ」フラ
剣士「大丈夫…きっと上手く行くさ…僕には祈りの指輪がある」
女戦士「女オーク!剣士を放すな…」ヨロヨロ
剣士「ゴメンもう決めた事なんだ…これ以上苦しむ人はもう見たくない…僕がやるしかない」
女オーク「ダメ!!剣士は私の奴隷…放さないから」フラリ
剣士「君は僕の奴隷さ…きっと帰って来るから待ってて?戻ったら幻術を解いてあげる」
女戦士「行かせるな…」ズルズル
女オーク「剣士…行かないで…お願い…」フラ ドタリ
剣士「…ごめんよ」スタ
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