勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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334:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 20:20:38.57 ID:KbfSVIxh0
『桟橋』
ザブン ザブン
盗賊「おぉ…確かにイルカの群れが沖の方に居るな」
女戦士「海賊船は早々に出てしまったか…そう急がんでも良いだろうに」
情報屋「イルカの石化を心配しているのよ」
盗賊「アサシンはいつの間にイルカを手なずけたんだ?」
情報屋「海士島の近くの島で隠れて居た時に知り合ったらしいわ…イルカは狭間に入って来るから付き合いが長いのよ」
盗賊「狭間ん中でイルカと過ごしてたんか」
女戦士「海に住むエルフみたいなものかも知れんな」
情報屋「イルカは独自の言葉を使って意思疎通をするらしいわ…きっとアサシンはお話が出来るのね」
女戦士「さて…私達は仕事に戻るか」
盗賊「俺も調査隊の準備するわ」
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『夜』
島の全体地図が出来たよ
火山はマグマが大量に西側のほうに流れ出てて海まで到達してる
西側は噴煙も酷いから飛空艇で飛び回る事も出来ないし徒歩での探索も無理と思った方が良い
東側の斜面は少しだけ木が生えてて多分水源が有ると思われる
雪に覆われてて川とかはちょっと確認できなかった
次に海岸沿いは北に数キロ行くともう一つ遺跡群がある
例の探検家が辿り着いたのは多分そっち側…日誌と一致するところがいくつかあるんだ
船を使って接岸出来るのはこの場所だけ…ほとんどが断崖で囲まれてる
女戦士「生き物は何か居そうか?」
商人「ほとんど居ないね…海岸付近で陸に上がったサーペントくらいかな」
情報屋「北にある遺跡はここと同じ感じなの?」
商人「ここより建物が少ない…だだっ広い所にポツポツ建物があるのと地面に穴が所々に開いてる」
剣士「あと海にものすごい大きな建造物が沈んでるよ…日誌に書いてあった奴だよ」
女戦士「明日調査に行って見るか」
剣士「僕の飛空艇は樽を降ろせば7〜8人乗れるよ…すごい狭いけど」
女戦士「貨物用気球と合わせて調査隊2班出せるな」
商人「決まりだね?」
盗賊「今度こそお宝だな?」
商人「ホムンクルスが眠って居る事を祈るよ」
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