勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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321:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 20:04:57.97 ID:KbfSVIxh0
『船首』


フワフワ ドッスン


女戦士「状況を教えろ…」スタスタ

剣士「すごい発見だよ…古代都市が浅瀬に沈んでる…それで沖に一隻だけ海賊船が放置されてるんだ」

盗賊「おぉ!!」

女戦士「このまま直進で良いんだな?」

剣士「うん…商人さんが簡単な地図を書いた」

商人「これを参考にして」パサ

女戦士「よし…右手に少し回れば良いか」

盗賊「海賊船が沖に放置されてるってどういうこった?」

情報屋「多分その辺りまで氷があったと思うわ…海面が上昇して古代都市が浅瀬に沈んだ…」

商人「つい最近沈んだ感じだね…海に沈んで一気に氷がどっか行っちゃったんだよ」

盗賊「じゃぁ遺跡探掘はお預けか?」

商人「全部沈んでる訳じゃ無いよ…一部は陸にもある」

剣士「沈んだ古代都市の一帯は水深15メートルくらいだよ…この船で行けるよね?」

女戦士「引っかかる物が無ければいけるな」

盗賊「今の話からするとその海賊船は沈んだ古代都市の外側に停泊してんだな?」

剣士「そんな感じ」

女戦士「海賊旗は見たか?」

剣士「ドクロに角突きの兜…多分北方の海賊だよ」

女戦士「船の規模は?」

商人「大き目のキャラック船に大砲を沢山乗せてあった」

女戦士「分かった…セントラル貴族崩れの髭男爵だ…私とは敵対関係になる」

盗賊「上陸する前に船を確保した方が良く無ぇか?」

女戦士「うむ…大砲を奪っておきたい」

剣士「海賊船は本当に誰も居ないよ…砲弾も火薬も放置しっぱなしさ」

盗賊「奪うしか無ぇな…てかその船動きそうに無いんか?」

情報屋「見た感じあまり傷んで無いわ…帆も畳んであったし」

盗賊「おぉ!!使えるなら丸ごと頂く」

女戦士「まずは海賊船の確保に向かおう…」



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