勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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284:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 19:16:01.61 ID:KbfSVIxh0
『幽霊船』


ザブン ギシギシ


剣士「僕達が寝泊まりするのは飛空艇にしようか…」

女オーク「そうね?居室は人が多そうだし」

剣士「食事もみんなと違うんだよね」

ローグ「あっしらも貨物用気球で寝る事になりそうでやんす」

盗賊「飛空艇は忙しいかも知れんぞ?女戦士は氷山を警戒しててな…飛空艇を飛ばして監視すると言ってる」

剣士「そっちの方が気楽で良いや…夜中の飛行だね?」

盗賊「そうだ…お前が持ってる光の石頼りになる」

剣士「おけおけ!夜中も航海した方が早く到着できるしね」

盗賊「船首にロープ結んで飛空艇で飛んだら幽霊船の周りを光で照らす感じだ」

剣士「夜中は交代で見張りしておけば良いのかな?」

盗賊「そうなると思う…お前等2人で大丈夫だよな?」

剣士「気楽で良いよ」

盗賊「まぁ昼間は降りて休んでも構わん」

ローグ「盗賊さん!貨物用気球で人員運搬に戻りやすぜ?」

盗賊「おー頼むわ…俺ぁハンモック編んどく」



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フワフワ ドッスン


ローグ「はい皆さん降りて下せぇ…」ゾロゾロ

近衛侍「…これが有名な幽霊船ですか…ほー」

商人「普通の貨物船だよ…大砲も積んで無い…砲弾も無い」

くノ一「あのスケルトンは?」

商人「船を動かす奴隷さ…アサシンの命令を聞くんだ」

情報屋「私達が寝泊まりする部屋は何処?」

ローグ「盗賊さんに聞いて下せぇ…あっしはもう一回人員運搬に戻りやす」フワフワ

情報屋「桟橋に船が付けられないと本当に不便ね」

商人「そうだね…気球が無いとどうにもならない」

情報屋「さて書物の整理をしなきゃ…部屋は何処かしら」スタスタ


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