勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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274:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:59:13.54 ID:KbfSVIxh0
『フィン・イッシュ城_客室』
ガチャリ バタン
近衛侍「ここでお待ちください…魔女様を呼んで参ります」
盗賊「アサシン!!お前一人なんか?」
アサシン「まぁな?皆書物庫で寝泊まりしている…私は付き合って居れん」グビ
盗賊「女王はどうなった?お前又放置されてんだな?」
アサシン「クックック放置か…まぁそうなるか…体は回復してる様だから心配は無用」
盗賊「土産が沢山あるぜ?見て見ろ…」
アサシン「公爵はどうなった…」
盗賊「向こうに居たのは影武者だ…こっちに来てたんじゃ無いのか?」
アサシン「こちらへ来たのも影武者だった様だ…さて何処へ行ったのやら」
盗賊「だがな?公爵が持ってた主要な物は全部頂いて来た…冒険の書もこの通りだ」バサ
アサシン「では尚の事行き先が気になるな…それらはもう不要という判断だろう」
ノソノソ
魔女「無事に戻ったか…話は聞いたぞよ?冒険の書は手に入った様じゃな」
盗賊「おぉ魔女!!この通りよ…見てくれ謎の道具の数々を」
剣士「情報屋さん!!公爵の手記も持って来たんだ…読んでみて」
情報屋「え?手記?」
剣士「予言の事が書いてある…情報屋さんが言ってた事と似てるんだ」
商人「ちょちょ…僕にも見せて」パラパラ
魔女「いかづちの杖…マグマの杖…うみなりの杖…やはり隠し持って居ったな…しかし魔力が枯渇しておる」
盗賊「なぬ?じゃぁ使い物にならんのか?」
魔女「魔石で充填すれば良い」
盗賊「他には使えそうな物は無いか?」
魔女「アクセサリーはすべてそれなりのエンチャントが施されて居るのぅ…武器は呪われて居る」
盗賊「ぐはぁ呪いの武器か…使え無ぇじゃ無ぇか」
魔女「アーティファクトは冒険の書だけの様じゃな…やはり変化の杖は公爵が使って居る様じゃ」
女オーク「魔女様…この笛は?」スッ
魔女「おぉぉ妖精の笛じゃ…やはり有ったか」
剣士「この笛の効果は知ってる?」
魔女「ゴーレムなどの大型の魔物を眠らせる事が出来るらしいのじゃ」
剣士「その笛を吹いたらさ僕達も眠たくなって夢の中に妖精が出て来るんだ」
魔女「そうじゃろうそうじゃろう…」ウンウン
剣士「妖精とお話が出来るから気に入っちゃってさ…これ使っても良いよね?」
魔女「もしもゴーレムに出会うたらその笛で眠らせると良い…それ以外の使い道は思い浮かばんのぅ」
剣士「じゃぁ使って良いって事だね!!もーらい!!」
盗賊「ちぃぃぃ俺が使えそうな物が何も無ぇ…杖なんか要ら無ぇしな」
魔女「何を言うて居る!アクセサリーはすべて一級品じゃ…価値が計り知れぬ」
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