勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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249:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 15:38:18.67 ID:KbfSVIxh0
『翌日_貴族居住区』


ヒソヒソ ヒソヒソ

侯爵殿と子爵殿が異議を唱えておってな…

議会が荒れるのは間違いない

新たに特権階級を設定するという話も出ている

公爵殿が囲い込みをしているのがそもそもの…


盗賊「こう人が多くちゃやり辛い…どうだ?水路から下は見えんか?」

剣士「一応見えるけどここから登って来るのは厳しいと思うな…」

盗賊「じゃ次行くぞ…こっちだ」タッタッタ

剣士「高さがあるのは何処も同じじゃ無いかな?」

盗賊「う〜む…やっぱ下水に降りて見んと抜け道探すのは無理か…」

剣士「水が流れて行ってるんだから必ず海には繋がってるよね」

盗賊「まぁそうなんだが…冷たい海なんか泳ぎたく無いだろ」

剣士「そっか…次探そうか」

盗賊「まぁ逃げ道を準備しておくに越した事は無いんだ…行くぞ」タッタ



『夕方_ローグの屋敷』


ガチャリ バタン


ローグ「盗賊さん戻ってきやしたね?ちっとマズイ事になってるっす…」

盗賊「どうした?」

ローグ「公爵の屋敷で貴族院の議会をやってるんすよ…今は人が沢山居るっす」

盗賊「なぬ!?」

ローグ「どうしやしょうかね?折角白狼のローブも用意したんすが…」ファサ

剣士「イイね似合ってる」

盗賊「注意がそっちに行ってるのはチャンスかも知れん…どうせハイディングで例の地下室まで直行だ」

ローグ「じゃぁ予定通りっすね?」

盗賊「只元来た道を帰るのは止めた方が良かろう」

剣士「ハハ水路にロープ設置しておいて良かったね」

盗賊「うむ…」

剣士「まぁ何か有ってもどうせ僕が睡眠魔法使うから大丈夫だよ」

ローグ「目を覚ました後にどうして寝てたんだ?って事になりやすんで乱用出来んです」

剣士「最後の手段さ…気楽に行こうよ」

盗賊「ようし!!日が落ちて暗くなり始めたら作戦開始だ…今の内に体温めておけ」

剣士「おけおけ!!女オークも白狼のローブ纏って?」

女オーク「…」ファサ


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