勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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235:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 15:23:55.55 ID:KbfSVIxh0
『公爵の屋敷』


公爵「何やら外が騒がしい様だが…」

執事「様子を見て参りましょうか?」

公爵「又白狼の真似事をした盗人だろう…一応例の牢を確保しておけ」

執事「かしこまりました…」

公爵「しかし全く行方が掴めんとは…」

執事「キ・カイで確保されたという2人はご確認されたのでしょうか?」

公爵「勿論…海賊王の娘は見知った顔で驚いた」

執事「では白狼の一党だったと?」

公爵「知らぬ存ぜぬとの事だ…覇気も無い」

執事「又…雲を掴まされましたな」


ズルズル ピチャ


執事「ハッ…公爵様お下がりを」

公爵「んん?」

執事「施錠はして居た筈…何処から入って来たのですか?」スラーン

異形の生物「公爵!!僕だよ…変化の杖を持って居るよね」

公爵「なに?…その声はまさか…」

異形の生物「早く貸してよ…この恰好じゃ外も歩けない」

公爵「殿下…なぜその様な格好で?」

異形の生物「僕は回りくどいのはキライなんだ…この爪は良く切れるんだ…早くしろ!!!この薄ノロ!!!」ブン ザク

執事「ぎゃぁぁぁ…」ブシューーー

公爵「殿下…お戯れはおやめ下さい…ささ変化の杖をどうぞ…」スッ

異形の生物「それから魔王を封じた魔石はどうした?設置してた場所から無くなってる」

公爵「私が拝借しておりました…魔石が必要だったもので」

異形の生物「アレは僕の物だ…返してよ」

公爵「…」スッ

異形の生物「ふぅ…やっと落ち着ける」フリフリ シュワワー

公爵「お着替えをお持ちします…」

第3皇子「当たり前だ!!…わざわざ告知しないと動けないのか?」

公爵「ご立腹の様ですな?」



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