勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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19:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 09:55:47.96 ID:KbfSVIxh0
『1時間後』
フワリ ドッスン
剣士「飛空艇持って来たよ…」タッタッタ
エルフゾンビ「もうすぐ日暮れだ…今日はもう飛空艇で飛べないと思え」
剣士「戦いが始まるんだね?」
エルフゾンビ「この場所は比較的安全だから今晩はここに置いておくのだ」
剣士「分かった…急いでエリクサーを積む…女オーク!樽2つお願い」
エルフゾンビ「御所まで案内する」
剣士「エルフの戦士と話がしたい…案内は彼女にお願いしても良いかな?」
エルフゾンビ「そうか?エルフの戦士…案内をご指名だが行ってもらえるか?」
エルフの戦士(付いて来い…)スタ
『御所までの通路』
スタスタ スタスタ
剣士「記憶が確かじゃないけど…あの時はありがとう」
エルフの戦士(フフ…頭蓋が割れて良く助かった物だ…記憶の喪失は仕方あるまい)
剣士「ずっと夢の出来事だと思って居たんだ…君に再会出来て記憶が蘇ってきた」
エルフの戦士(お前はエルフの森で虫に命令を与えると言って居たな?)
剣士「うっすら覚えてる…」
エルフの戦士(お前のお陰で私達は今日まで生き永らえたとも言い換えられる)
剣士「どういう事?」
エルフの戦士(お前と別れてしばらくしてから虫達の行動が変化したのだ)
剣士「それは良かった」
エルフの戦士(それまでは虫も敵だったのが一転して虫はエルフを襲わなくなった…私はお前の力に震えたよ)
エルフの戦士(だがドリアードの浸食は想像を絶する速さで進行し…この有様だ…最後の砦の精霊樹をどうか守って欲しい)
剣士「なんか色々思い出して来たぞ…僕は記憶を無くしたんじゃなくて夢の中に仕舞っていた様だ」
エルフの戦士(精霊樹から導きを受けると言う事は何か託された筈…どうか実らせて欲しい…勇者殿)
剣士「うん…今導きを理解したさ」
エルフの戦士(さぁ到着だ…)
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