勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
↓ 1- 覧 板 20
119:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 12:22:04.51 ID:KbfSVIxh0
『古代遺跡』
メラメラ パチ
うーむ…なんで直らんのや?他の羅針盤も一斉に壊れるちゅうんはおかしいな
親方…日の出の方角も大分北よりなんでがす
船に硫黄運ばせとる気球は帰って来んが羅針盤おかしゅうて迷っとるんかいな?
この周辺は不思議な事が起こるんかも分からんでがす
剣士「ふぁ〜あ…」パチ
海賊王「おぉ剣士!温泉で寝取ったらアカンで?茹でダコになる」
剣士「んん?う〜ん…良く寝た」ノビー
海賊王「大分疲れとった様やな?」
剣士「あぁぁ…一人で飛空艇操作してたから何日もずっと寝て無かったんだよ」
海賊王「腹減っとらんか?」
剣士「大丈夫…それより爺いじ…今世界が大変な事になってる」
海賊王「今空がおかしいちゅう話をしとった所や」
剣士「地球の地軸が移動して太陽が昇る方向も星の位置も…羅針盤が北を差す方向も何もかも狂ってる」
海賊王「う〜む意味が分からんのやがゆっくり話せ」
剣士「結論から言うともう海は航海出来ない…空を飛んでも迷う…今まで使ってた地図に意味が無くなった」
海賊王「世界大移動かいな?」
剣士「そんな感じだよ…詳しくはこうさ…」
カクカク シカジカ
-------------
-------------
-------------
海賊王「そらえらいこっちゃ無いか!!わいはドワーフの国へ戻らなアカン…」
剣士「航海出来ないよ…間違い無く遭難する」
海賊王「今の話からすると外海に出れば良いんやろ?」
剣士「ええとドワーフの国は島が沢山だったね…島を目標に渡ればもしかすると行けるのかも」
海賊王「ハテノ村にいつまでもゆっくりはしとれんな…ちぃと考えるわ」
剣士「今移動するのは良くないと思うよ…行けると思っても本当に迷う」
海賊王「状況が安定するまで待ちかいな…ちゅうか気球が帰って来ん事にはわいも動けんな」
剣士「僕はちょっと星を観測してどれだけズレがあるのか計算してみる」
海賊王「そやな?そやそやおまんの地図も写させてくれ」
剣士「後で持って来るよ」
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20