6: ◆p1Hb2U6W8I[sage saga]
2021/11/11(木) 20:52:03.97 ID:8ZjmxtrQ0
「・・・じゃあ、お願いしようかな」
「はい、聖母手ずから、癒して差し上げます〜♪」
朋花の柔らかい手が俺の肩に置かれる。
「痛ければ、遠慮なく言ってくださいね」
と言いながら朋花は俺の肩を揉んでくれたが、痛みは全く感じなかった。
というか、正直なところ全然効いていない。
この子らしいといえばこの子らしいのだが、揉み方がちょっと優しすぎる。
これだったら、俺がよくマッサージをしてもらっている、同じアイドルの佐竹美奈子の方が・・・
「ご主人様、何か無粋なことを考えていませんか〜?」
「ひっ」
自分のすぐ後ろから、尋常でなく冷たいプレッシャーを感じる。
「・・・確かに、私のマッサージはあまり効いていないようですね。それなら・・・」
朋花はそう言いながら、手の位置を少し下にずらしていく。
「解す場所を変えてみましょうか〜」
「うっ・・・!」
朋花の細い指が肩甲骨のすぐ横辺りに押し込まれた時、心地良い圧迫感で思わず声が漏れてしまった。
「あら、ここがご主人様には効くようですね〜♪」
「おぅふ・・・」
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