勇者「バカな……早すぎる……」
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37:名無しNIPPER[saga]
2021/11/13(土) 17:04:34.71 ID:u8RP97K8o



【遥かな未来 宇宙戦艦内】



青年「おい、ちゃんと聞いているのか? お前も凄い事だと思うだろ」

友人「聞いてるさ、この歴史ミステリーオタクめ。『世界事変』の話だろ。『奴等』の正体が実は『宇宙ワーム』とかいう」

青年「そうさ。『奴等』の正体についてはずっと謎とされてきたんだけど、近年になって『宇宙ワーム説』が確実視されてきているんだよ。というのも」

友人「ドルイド星系で当時の記録とよく似た新種のワームを発見したから、だろ。流石に俺でもそのニュースぐらいは知っているさ」

青年「それを聞いてお前は凄いと思わないのか? 現代でさえ退治困難なレベルSの『指定特殊危険生命体』なんだぞ。それを二千年以上も前の人類がどうやって退治したのか、未だにはっきりしていないんだからさ」

友人「まあな……確かその頃って、まだ『剣と魔法』の時代だろ? 科学や魔法学が全然進んでなかった頃の」

青年「そう。なのに『奴等』の巣穴まで倒しに入って、そして退治して帰ってきた『英雄』が『七人』もいる。これが誰なのかも記録がバラバラで未だにはっきりしてないしな。世界最大級のミステリーになっている」

友人「『七英雄』が誰か、か。そういえば昔、授業で先生もそんな事を話してたな。今のお前みたいに目を輝かせてさ」

青年「そりゃそうだろ。当時の世界での『最強の七人』なんだから。下手すりゃ今の時代でも『最強の七人』かもしれない。そういうのを考えて想像するだけでもワクワクするだろ。あの時代に、どうやって『奴等』を退治したのかとかさ。勇者レオンは本当にそのメンバーに入っていたのか、とかさ」

友人「まあ、好きな奴は好きだからな……。その手の話は」

青年「いつかタイムマシンが発明されて、それで過去に行けるようになったら、俺は絶対にそれを確かめに行くぞ。歴史をこの目で見に行くんだ」

友人「……まあ、いつか、そんな時代も来るかもな。ただまあ……」


青年「どうした?」


友人「今は、遠い過去より近くの未来を考えようか。船長、敵襲だ。噂をしてたら例の宇宙ワームだぞ」

オペレーター「レーダーに反応多数! 数は……! 把握出来ません! 尋常じゃない程の数です!!」


青年「」フゥ……


青年「全砲塔、反応弾から核ミサイルに切り替え。『奴等』なら南極協定も関係ない。遠慮せず派手に撃ち込むぞ」


友人「まったく……こんなバケモノを二千年前の人類がどうやって倒したんだか……。そいつらの方がよっぽどバケモノだろ」


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