奏「CPのプロデューサーさんってチャーミングよね」文香「……ダメですよ」
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3: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/10/16(土) 20:48:46.72 ID:UKU7eEeE0
※ ※ ※



未央「プロデューサー、プロデューサー。ちょっといい?」

武内P「はい、なんでしょうか」

未央「手を前にかざしてちょうだい♪」

武内P「は、はぁ。こうですか」

未央「おお〜。やっぱプロデューサーの手のひらって大きいね。クラスの男子と比べて一回りは違うや。それに――」


ギュウッ


武内P「……」

未央「うわっ、分厚い! なんて肉厚霜降りジューシー! 私の手とは全然違うんだ」

武内P「あの……本田さん」

未央「うん、なに?」ニギニギ

武内P「この手の握り方は、その……あまりよろしくないのでは?」

未央「え?」

武内P(私に手のひらを重ね合わせると、そのまま自然と指を絡ませる本田さんに驚いてしまい、注意するのが遅れてしまいました)

武内P(これはいわゆる――――)

未央「………………あ」

武内P(――――恋人握りの一つです)

未央「そそ、そっかー! これも恋人握りになるよね!? いやさ、恋人握りって隣り合った二人が腕を絡ませながらっていうイメージが強いけど、正面から指を絡ませるのも恋人握りになっちゃうかアハハハハハハッ」

武内P「あの……気がついてもらえたのなら、離してもらえると」

未央「うん? あ、うん! そうだね。そうだね……」ニギニギ

武内P「……本田さん?」

未央「へえ、ふぅん? これが恋人握りの感触かあ。指と指の隙間すら埋められて――――なんだか、スゴく幸せな気持ち」

武内P「……っ」

未央「どうかした、プロデューサー?」

武内P「いえ……なんでもありません。恋人握りが気に入ったのはわかりましたが、それは将来、そういった相手としてください」

未央「……将来の相手と?」

武内P「そうですね、将来の相手と」

未央「……うん、わかった!」


ニギニギ、ニギニギ


武内P「……本田さん?」

未央「ん、どうしたのプロデューサー?」





本田未央
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