奏「CPのプロデューサーさんってチャーミングよね」文香「……ダメですよ」
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15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/10/16(土) 20:57:05.64 ID:UKU7eEeE0
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コンコン、ガチャ


かな子「失礼します」

武内P「お疲れ様です、三村さん」

かな子「お疲れ様です、プロデューサーさん。17時からの打ち合わせ前に一つ……プロデューサーさん?」

武内P「はい、どうしましたか?」

かな子(エナジードリンク特有の強すぎる甘い匂い。それと体臭を消すスプレーの匂いもする)

かな子(目にクマがあるのに、眼はギラギラしていて……これって――)

かな子「プロデューサーさん……昨日はお家《うち》に帰りましたか?」

武内P「……すみません、匂ってしまいましたか? 肌着とシャツは変えたのですが」

かな子「そういう理由じゃありません。顔つきとかエナジードリングの匂いとか、そういった理由です」

武内P「ああ、臭かったわけではないのですね。良かった」

かな子「何が良いんですか? 良くないですよね」ジーッ

武内P「……今のは言葉の綾です」

かな子「まったく……そんなに疲れているのに考えるのは、周りに匂いで迷惑をかけていないかなんですか?」

武内P「職業柄年頃の女の子と接する機会が多いため、髪と髭、特に匂いには気を遣うようにしているもので」

かな子「そういう気遣いは嬉しいんですけど、お世話になっている人が無理をしている方が私たちは辛いんですよ」

武内P「面目次第もありません……」

かな子「もう……」


『それにあの太もも……きっとかな子ちゃん、彼氏が落ち込んでたり疲れたりしてたら、あの太ももで膝枕してくれるんだぜ? どんな疲れも一発だろ!』


かな子「……」

かな子「ぷ、ぷりょでゅうさあ↑さん。ちょっとこっちにキテください」

武内P「はい。打ち合わせ前に何か確認する事がありましたか?」

かな子「こ、ここに座ってください」

武内P「はい」

かな子「……」パンパンッ

武内P「……?」

かな子「……」パンパンッ

武内P「あの……三村さん?」

かな子「ど……どうぞっ!」


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