1: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:48:08.24 ID:JLB7qNck0
棟方愛海「ちょっとプロデューサー、大変だよ!」
P 「どうした?二人の出番はもうすぐだぞ」
愛海「だから問題なんだよ!撮影直前になってこんなこと…とにかくこっちに来て!」
P 「あ、ああ」
〜ロケバス〜
浅利七海「いつでも心はすいすい泳ぐ熱帯魚気分〜♪」
P 「お疲れ、七海」
七海「大トロみたいなお仕事、いつもありがとなのれす、プロデューサー!」
P 「相変わらずだな。本番直前でも元気いっぱいだ」
七海「プロデューサーさんと、もっとたくさんの人の心を釣り上げます〜。」
P 「おう、よろしく頼むぞ」
愛海「呑気に会話してるけど、何か気付かない?」
P 「何かって、別段おかしいところは…。普段通りの七海にしか見えない」
七海「プロデューサーは七海にとっての灯台なのれすよ〜」
P 「もちろんだ。愛海も何か言ってやれよ」
愛海「無駄だよ。今の七海ちゃんとは会話が成立しないよ」
P 「何だ?今日も海や魚のことで頭が一杯だからか?」
七海「おさかなの魅力、語りましょうか〜?」
P 「悪かった悪かった」
愛海「本当に気付いてないんだ。とにかく七海ちゃんの言う内容をよく聞いてよ」
七海「コンディションはばっちりぴちぴちれす!」
P 「仕事前の七海の日常にしか」
七海「旗も潮風の中を泳いでますよ〜」
P 「旗?」
七海「ついに事務所に水槽が〜。七海、信じて待ってたんれすよ〜」
P 「事務所に水槽?ずいぶん前の話だな」
七海「そう…ワンピースにいるのはヒトデなのれす!」
P 「え?今日の服はワンピースじゃないだろ?」
七海「おはようございます〜。朝釣りから始めますか〜」
P 「!?こ、これはまさか!」
愛海「そう、そのまさかだよ」
七海「お昼れすね!どんなおさかな定食にしますか〜?」
P 「さっきからどこかで聞き覚えがある言い回しばかりだと思ったが」
七海「ふぁ〜…おさかなも夜にはおやすみするのれす〜…」
愛海「デレステのカード台詞しかしゃべれなくなってるの」
P 「なんじゃそりゃ!!!!?」
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2: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:49:32.04 ID:JLB7qNck0
P 「なんてことだ…これから商店街の食べ歩きロケなのに」
七海「みなさんの心をしっとりさせます〜。海みたいに〜」
P 「俺は汗でしっとりしてきた」
3: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:51:58.98 ID:JLB7qNck0
七海「浅利七海れす〜」
愛海「棟方愛海です!今日はこの商店街で、たくさんおいしいものを見つけたいと思います!ここはまだ入り口ですけど、もういい香りが漂ってくるな〜」
七海「生臭くないれすよ〜」
4: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:52:30.28 ID:JLB7qNck0
主人「お待ち!」
愛海「ありがとうございます!それじゃあいただこうか。ぱくっ…」
七海「美味しいれすよ!」
5: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:53:11.63 ID:JLB7qNck0
愛海「次のお店は、こちら!」
七海「今日のオススメは、浅利七海れすよ〜。ぴちぴち新人アイドルれすっ!」
愛海「自己紹介はもう大丈夫だから。ここで食べるのは中華まん!」
6: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:54:16.90 ID:JLB7qNck0
愛海「そして今日は特別に、ここで中華まんの手作り体験をさせてもらえることになりました!」
七海「心がぴちぴち跳ねちゃうれす!はじめてのことはドキドキなのれすよ!」
愛海「もちろん皮から作るよ♪まずは予備発酵させておいたイースト液、小麦粉、塩を入れてかき混ぜてっ」
7: ◆lrSDAkq2tQ
2021/10/09(土) 12:55:01.40 ID:JLB7qNck0
愛海「…あれ?七海ちゃん、蒸す直前のやつに…何か白い液体をかけた!?」
七海「おいかわ牛乳を使ったのれす!」
愛海「なぜここで!?」
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