安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
↓ 1- 覧 板 20
740: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/11/12(金) 21:30:24.22 ID:GnnytrqMO
ライオネルが信じられないものを見ていた頃、リーフィアもまた信じられないものを見ていた。
リーフィア「こ、これって……!!」
リーフィア「卵が、脈動してる……!?」
グリンシルトで拾った謎の卵が、心臓のように脈打ち、炎のように光っているのである。
リーフィア「も、もしかして……孵化しそうなのかな……?」
リーフィア「ど、どうしよう……! こ、このまま持ってていいのかな……!?」
ギール「ど、どうしたんですか!?」
グレイス「リーフィア! 大丈夫!?」
ケルヴィン「うおっ!? おいおい、何だそれ!?」
クー「ピカピカだー!」
リリア「ドクドクだー!」
コジョ「卵? でも、こんなの見た事ない……」
ライオネル「君達……何をやっているんだよ……」
ライオネル「……! それは……グリンシルトで拾った卵か!?」
ピキッ……!!
リーフィア「あ……!!」
リーフィア「う、産まれる……!!」
ピキピキピキ……!!
卵が更に眩ゆい光を放ち、部屋が光で何も見えなくなった。そして、ゆっくりと光が止むと、卵から出てきたのは……
リーフィア「…………トカゲ?」
灰色のトカゲが、リーフィアの手に乗っていた。トカゲにしては大きい。小型犬くらいの大きさだろうか。
ケルヴィン「……何だ、新種のトカゲか」
ライオネル「いや……タダのトカゲが、こんなに発光しながら産まれてくるかい?」
ギール「そこも含めて新種なのでは?」
ライオネル「……まぁ……その可能性もあるか……」
コジョ「んー……」
コジョがそろりとトカゲに手を伸ばすと、トカゲは驚いてリーフィアに抱きついた。
コジョ「ふむ……トカゲ、リーフィアに懐いてる。というか、親だと思ってる」
リーフィア「え!?」
グレイス「まぁ、そりゃそうね。あんたが温めて、あんたが産まれるとこ見てたわけだし。育ての親にもなるんでしょ?」
リーフィア「ま、まぁ……拾ったんだから、責任はあるし……」
ギール「名前はどうするんですか?」
リーフィア「な、名前?」
ライオネル「君が拾ったんだから、名付け親も君だろう?」
リーフィア「わ、私が……!?」
・ドラゴンの赤ちゃんの名前を安価してください。
↓2
1002Res/495.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20