安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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739: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/11/12(金) 21:19:22.54 ID:qgD/xHW5O
安価はもちろん嬉しいですが、読んで頂けるだけで感謝です。皆様いつもありがとうございます。それではやっていきます!
・>>724を採用。
ライオネルは、ハヴァリの事を知っている。そして、まだ十歳にもなっていなかったが、彼は彼女の家系魔法を覚えている。
ハヴァリの家系魔法は『計量』。手に取ったものの正確な重量と成分を理解する分析魔法だ。弛まぬ研鑽により、概念的なものさえ理解できるようになったとも聞いた。
小さい頃のライオネルは自らの家系魔法に劣等感があった。戦闘向きではなく、地味な魔法だからだ。しかし、同じく地味な家系魔法のハヴァリが活躍しているのを見て、密かに憧れを抱いていたものだ。
ライオネル(そんな彼女が……反逆罪を……)
ライオネル「……忘れようとしていたんだけどね」
彼女の生存説は随分と前から噂されていた。だが、ことごとく虚偽の情報だったため、ライオネルはいつからか真偽を確認するのを止めていた。
ライオネル(……僕の『審美眼』は嘘を吐かない。彼女はハヴァリ・ネロによく似ていて、家系魔法も同じく『計量』の女性だ)
ライオネル(……時間があれば、もっと調べるんだけど……)
リーフィア「きゃあああああっ!!?」
ライオネル「……リーフィア君か?」
ライオネル「こっちは今シリアスな空気だって言うのに……一体何をしているんだ彼女は……」
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