安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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667: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/11/05(金) 23:23:01.17 ID:VVwar32DO
宿屋に向かったリーフィア達には、アルカンレティア国王から二つ部屋をあてがわれていた。彼らはそれを男部屋と女部屋と分けた。

男部屋にはライオネルとギール、ケルヴィンが、女部屋にはリーフィアとグレイス、コジョ、リリア、クーが泊まる事になった。ちなみに、ケルヴィンは抗議しかけたが、グレイスの冷たい笑顔にその声を引っ込めていた。

休んでしまうとそのまま眠ってしまいそうなので、リーフィア達はまず自らの情報を共有する事にした。

グレイス「ハァ!!? 革命!!? 何それ!! 何でそんな事になってんの!!?」

グレイスが驚くのも無理はない。リーフィア達普通の市民にとって、革命なんて物語の世界の話でしかないのだ。

ライオネル「こればっかりは成り行きと言うしかないかな。これが僕によっての最善策なんだよね」

ライオネル「先程も話したように、革命同盟はここにいる全員が来る事を望んでいる。どうやら君達全員、僕の部下だと思われているようでね」

クー「なんかイヤー!」

リリア「同じくイヤー!」

ライオネル「失礼な子供達だね。北部軍閥の幹部の部下だなんて、名誉な事だろう?」

ライオネル「……それはともかく、君達には来てもらわないと困るんだが……一応意思は確認しておこうと思ってね。リーフィア君とギール君は来るだろうけどさ」

グレイス「……リーフィア、あんたマジでやるの?」

リーフィア「……うん。色々考えたけど……やっぱり、ここで投げ出すわけにはいかないよ」

グレイス「……ギールも?」

ギール「ええ、俺もです!」

グレイス「……そう……」


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