安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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638: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/11/04(木) 23:03:39.03 ID:F6bLI53yO
電脳アドバイザー「……失礼致しました。改めまして、私は電脳アドバイザーと申します。主に革命同盟の交渉役を担当しております」

ライオネル「……ケルヴィン君の非礼は僕が詫びよう。ただ、彼にも事情があったのさ、許してあげてくれ」

ケルヴィン(……俺が悪い事になってるな? まぁ、別にいいか)

電脳アドバイザー「世界平和統一革命連合が貴方様やその部下によって倒された事は承知しております。ケルヴィン様はいわば捕虜の身、情報を貴方様に提供するのも仕方が無いと言えましょう」

ライオネル「! 何故それを……」

電脳アドバイザー「サイバーフェアリーの強みを活かし、アルカンレティア全土のカメラなどをハッキングさせて頂きました。そのため、貴方様方の動向もほぼ把握しおります、ライオネル・ヒューマン様」

ライオネル「……なるほどねぇ」

ライオネル(見られていたか……下手な事はしてない、よね? それなら問題ないかな……)

ライオネル「話が早くて助かるよ」

電脳アドバイザー「私達革命同盟を仲介役とし、大私帝国と取引をしようと考えていますか? それならば、その行動は不可能ですが」

ライオネル「いや、考えていないよ。最初はそのつもりだったんだけどね……思ったよりも魔女様はワガママみたいでさ」

爆撃男「じゃあ……何でオレ達を探してんだ? オレ達を殺して、それを手柄にしようとしてんじゃねーだろうなァ!?」

ライオネル「まさか……僕は君達に敬服しているんだ。そんな事はしないよ」

爆撃男「ケイフクだァ!? 何だそれは!!」

電脳アドバイザー「感心しているという事です」

爆撃男「……ふぅん、分かってんじゃねェか!」

ライオネル「……そんなわけだから、君達の力を貸してほしいんだよ」

爆撃男「いいぜいいぜ! 何すりゃいいんだァ?」

電脳アドバイザー「お待ち下さい。内容を聞いてからです」


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