安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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443: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/10/18(月) 18:49:50.82 ID:THFF6KRrO
リーフィア「そ、そう言えば! グレイスは何で捕まるところだったの?」

不穏な空気を察知し、リーフィアは慌てて話題を変えた。このまま言い合いしている場合じゃないからだ。早く話を進めなければ。

グレイス「……多分、治安統制局の事をボロクソに書いてやったからよ。小説の中でこれでもかってくらい悪者にしてやったの」

リーフィア「……治安統制局になったのは、最近だよね? もう書いて出版されたの?」

グレイス「いいえ、出版社に持ってっただけ。そこに裏切り者がいたんでしょ」

グレイスは苦い顔をして、そう吐き捨てた。

ライオネル「……なるほどね、至るところに統制局の内偵がいるわけだ。これは本格的にマズイな……」

グレイス「何がマズイのよ。さっさと逃げればいいだけでしょ」

リーフィア「……グレイス、私達はアルカンレティアの首都に行きたいの」

グレイス「ハァ!? マジで言ってるの!? そんなの無理に決まってるじゃない! 首都は治安統制局の中枢よ!? ソッコーで捕まるわ!」

グレイス「……私の周りの人間がどれだけ捕まったと思ってんのよ」

ライオネル「……参ったな、本当に。クローヴィスとか探してる場合じゃないね……」

ギール「……というか、何でこんなところにいるんですかね、その人は……」

リーフィア「……ずっと疑問だったんだけど、何でアルカンレティアはこんな事になっちゃったの? いくら治安が悪いとは言え、ここまでになるとは思えなくて……」

リーフィア「実は私、一週間くらい出掛けてて……だから知らないんだけど……」

グレイス「ああ……そうなのね。だからそんな無茶な事言ってんのね……」

グレイス「……治安の悪化に危機感を覚えた政府は、何とかするために傭兵団に手を出したのよ」

ライオネル「……協力を仰いだ?」

グレイス「そういう事。で、そいつらが最悪だったわけ」

グレイス「あれよあれよと治安統制局を作り上げて、独裁的な取り締まりばかりしてるの。政府の人間もたくさん捕まったわ」

リーフィア「そ、そんな事が……」

リーフィア(まるで……アルカンレティアを滅ぼそうとしているみたいな……!)

ライオネル「……その傭兵団の名前は分かるかな?」

グレイス「えーっと確か……」

・アルカンレティアをこんな事にした傭兵団の名前を安価してください。ついでに、アルカンレティアの首都の名前も。

↓1 傭兵団の名前
↓2 アルカンレティアの首都の名前


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